大手や海外企業と対等に活動するために戦略的に特許を活⽤

企業概要

資本⾦1000万円以下。従業員数7名。

塗材、液体、粉粒体、溶融体を薄膜で積層コーティングする技術を提供しており、薄膜積層コーティング装置を世界のLEDメーカーに納⼊している。

知財活⽤のきっかけ

⾃社のビジネスを守るため(競合他社の模倣防⽌や参⼊防⽌等)に知財を活⽤している。

設⽴当初は製造プロセス改善のコンサルティング等を中⼼としていたが、徐々に独⾃の技術を活⽤し、⾃ら製品開発を始めるようになった。

中⼩企業が⼤⼿企業や海外企業と対等に活動するためには、知的財産権の保有が不可⽋と考え、⾃社の事業戦略に沿って戦略的に特許出願を ⾏っている。

知財活⽤の取り組み

主に薄膜積層塗布⼯法・装置に関し開発を⾏い、これらに関して国内外で特許権を取得。特許出願時はまだ顧客の潜在的なニーズを考慮しつつ、⾃社の特許網構築が⾒込まれる市場をターゲットとして特許出願している。

基本特許に加えて周辺特許を出願して他社の参⼊や模倣品を防⽌。特許権や商標権による知財ミックスで製品を知的財産権で多⾯的に保護している。

特許庁手数料の減免制度や助成金制度などの中⼩企業⽀援のための制度を活⽤し、最⼩コストで取得すべく取り組んでいる。

成果

ノウハウ以外にたくさんの⽅法と装置の特許権及び商標を所有しているので、⾃社⼯場がなくとも国内外の委託先で⾃社ブランドの装置を製造することができる。取引先の信頼をより⾼めるための有効な⼿段として知財権を活⽤している。

現在、主⼒製品である薄膜積層コーティング装置に関する特許権は、国内やアメリカ、アジアの各国で取得しており、同社では特許権を取得していることで製品の売上に寄与していると考えている。