ロイヤリティ収⼊を⼤⼿海外企業から確保

企業概要

資本⾦7000万円。従業員数122名。

創業以来「測る」ことにこだわり続け、⾎圧計などの医療機器の製造販売、監視カメラ⽤光学機器部品の製造販売を⾏っている。同社製品は国内だけでなく世界の国々で利⽤されている。

知財活⽤のきっかけ

同社では、知的財産権を会社の経営資源であり経営ツールという意識。

特許権を活⽤して法的な独占権を持った商品を市場へ展開して、⾃社製品の市場の確保を図るようにし、また商標権や意匠権を活⽤して⾃社ブランド・デザインの保護を図っており、模倣品に対しては、知的財産権を⾏使して⾃社製品の保護を図るようにしており、これが会社経営における指針となっている。

知財活⽤の取り組み

⼿⾸式⾎圧計の課題であった測定精度の向上のため、⾎圧を正確に測る技術を開発して特許を取得するとともに、同技術を搭載した⾎圧計の製品化に成功し、世界でも権威のある「ドイツ⾼⾎圧連盟」のクオリティマークを取得している。

国内のみならず、海外にも広く製品を販売していくため、⽶、独、仏、伊などの海外で特許を取得している。 また、欧州の⼤⼿医療機器メーカーから、同社が保有する特許技術の供与の要請があり、特許のライセンス契 約を締結し、ロイヤリティ収⼊を得ている。

また、発明を奨励するため、職務発明規定を設け、発明委員会等を設置して知的財産の権利化を⽀援している。また、出願をする際は、公的機関の補助⾦制度を積極的に活⽤している。

成果

同社の主⼒商品である⾎圧計は、先発メーカーとして技術開発して国内外で特許網を構築して市場の優位性をいち早く確保したことで、製品のシェア獲得と利益の拡⼤に貢献している。

また、同社はメディカル市場の強化と海外市場の参⼊を⽬指すため、海外の企業と特許ライセンス契約を締結して⾃社製品の市場拡⼤を図りつつ、海外で流通している模倣品を排除するために知的財産権を⾏使している。