東芝は、次世代暗号技術「量子暗号通信」を国内で初めて事業化すると発表しました。

「量子暗号通信」は理論上、第三者による解読が不可能とされる次世代の暗号技術です。

量子力学の原理を利用した通信技術で、
光の粒子である「光子」に暗号化したデータを復元するための「鍵」を乗せて送受信します。

不正に読み取ろうとすると光子の状態が変化してしまうため、
情報漏えいが防げるといいます。

東芝は、この量子暗号通信を来年度から日本や欧米で事業化します。

日本では国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)から
通信ネットワークのセキュリティー対策として受注していて、
国内での事業化はこれが初めてとなります。

海外の事業では、イギリスやアメリカの企業と提携し、
2035年までに世界のシェアの25%を獲得したいとしています。

東芝はこの分野で保有する特許の数が世界1位と研究開発をリードしていますが、
中国はすでに実用化を始めているほか、
韓国やドイツでも大規模ネットワーク構築の動きがあるなど、
世界では開発競争が激化しています。

量子暗号通信は、金融、医療といった機密性の高い分野での活用が見込まれており、
2035年度には市場規模が約2兆円以上に上ると推計されています。

また、国の安全保障の面からも欠かせない暗号技術と注目されていて、
日本政府も研究開発、実用化に向けた支援を積極的に行うとしています。

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