知財侵害の輸入差し止め67%増(財務省)

 財務省は、2021年1〜6月に知財侵害で全国の税関で差し止められた輸入品が前年同期比で67.2%増えたと発表しました。

 輸入差止件数は14,600件と前年同期比で5.0%の減少となりましたが、輸入差止点数は460,764点で、前年同期と比べて67.2%増と大幅に増加しました。

 地域別の輸入差止件数では、中国が全体の80.3%(11,721件)を占め、引き続き高水準で推移しています。ベトナムやフィリピンも増えました。

 輸入差止件数14,600件のうち、偽ブランド品などの商標権侵害物品が構成比96.3%(前年同期比5.3%減)、次いで著作権侵害物品が2.1%(同42.1%増)。意匠権侵害物品が構成比1.1%、特許権侵害物品が構成比0.5%と前年より増加しています。

 品目別ではイヤホンなど電気製品が17.5%と最も多く、人気アニメ「鬼滅の刃」関連の偽グッズなどの差し止めも大幅に増加しました。

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投稿者プロフィール

HAYASHI Takaaki
HAYASHI Takaaki弁理士
特許や商標などの知的財産の専門家。特に半導体・自動車・遊技機の技術分野において実務経験が豊富。諸外国の知財実務にも精通しており、特にインドネシアに関しては知財以外のビジネス情報にも詳しい。