日英両政府は、新たな通商協定をめぐり、大半の分野で実質合意したと発表しました。

新協定では、特定産地のブランドを保護し、
類似品の氾濫を防ぐ「地理的表示(GI:Geographical Indication)」の規定も盛り込みました。

発効済みの日本とEUの経済連携協定(EPA)と同水準の保護策を導入する方針です。

地理的表示(GI)とは、
ある製品が特定の国や地域を原産地としており、
その品質や評判等の特性が、その原産地と結びつきがある場合に、
その原産地を特定する表示のことです。

伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの地域特性を生かした
農林水産品や加工品の名称を知的財産として登録することで、
模倣品による権利侵害を防ぐ狙いがあります。

日欧EPAでは、「神戸ビーフ」や「スコッチウイスキー」のほか、
日本の芋焼酎「薩摩」や「夕張メロン」など、
有力農産品や酒類のブランドが保護対象になっています。

英国のEU離脱により、日欧EPAに基づく日英間の貿易上の優遇措置が今年末で失効するため、
日英両政府は2021年の初めに新協定の発効を目指すことで一致しました。

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