大阪公立大の英語名商標に大阪大が反対

大阪府立大と大阪市立大が統合する「大阪公立大」の英語表記「University of Osaka」をめぐり、
大阪大学の英語表記「Osaka University」と似ていて混同するおそれがあるとして、
大阪大学は特許庁に対して、公立大側が申請した商標登録を認めないよう求める情報を提出しました。

大阪公立大学は、大阪府立大学と大阪市立大学とを統合して2022年に開設される予定で、
英語名を「University of Osaka」にするとして、今年6月に特許庁に英語名の商標登録を申請しています。

これについて大阪大学は、自身の「Osaka University」と似ているなどとして、
表記の再考を求めており、特許庁に対して、商標法上の登録要件を欠くとして、
商標登録を認めないよう情報を提供しました。

この中で大阪大学は、海外では「University of Osaka」と大阪大学を表現している英語の論文やウェブサイトの情報が多数あり、
このうちのおよそ1,500例を挙げて、商標を認めれば、海外を中心に混乱が起きると主張しています。

大阪公立大学側は、同じ県内の国立大学と公立大学で英語名が似ている例はほかにもあるとして、
英語名の再考は考えておらず、大阪大学に理解を求めています。

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投稿者プロフィール

HAYASHI Takaaki
HAYASHI Takaaki弁理士
特許や商標などの知的財産の専門家。特に半導体・自動車・遊技機の技術分野において実務経験が豊富。諸外国の知財実務にも精通しており、特にインドネシアに関しては知財以外のビジネス情報にも詳しい。