「マリカー」訴訟、標章使用は不正競争行為(知財高裁)

公道を走る小型カートを貸し出す会社が「マリカー」という標章を使って営業するのは不正競争行為にあたるとして、人気ゲーム「マリオカート」を販売する任天堂が訴えた裁判で、知的財産高等裁判所は任天堂の訴えを認め、標章やキャラクターの使用禁止を命じました。

判決では「任天堂の『マリオカート』やキャラクターは著名なもので高い顧客吸引力がある。被告の会社はそれを不当に利用しようという意図をもって不正競争行為を行っている」と指摘し、任天堂の訴えを認めました。そのうえで、小型カートを貸し出す「MARIモビリティ」に対して、キャラクターの衣装の貸し出し禁止、「マリカー」などの標章をカートや広告から消して使用禁止にすること、さらに損害賠償として5000万円の支払いを命じました。

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投稿者プロフィール

HAYASHI Takaaki
HAYASHI Takaaki弁理士
特許や商標などの知的財産の専門家。特に半導体・自動車・遊技機の技術分野において実務経験が豊富。諸外国の知財実務にも精通しており、特にインドネシアに関しては知財以外のビジネス情報にも詳しい。