NTTドコモは、高速通信規格「5G」のサービスに欠かせない必須特許の保有シェアが11.4%で世界3位になったと発表しました。1位の韓国サムスン電子(13.4%)、2位の米半導体大手クアルコム(12.1%)と拮抗しています。2020年10月時の世界第6位から順位を上げ、通信事業者の中では1位となりました。

 5Gサービスや技術の提供には、標準規格に則った多くの特許を用いる必要があります。自社特許に関する技術が標準規格に採用されるためには、各国の標準化団体に対して当該特許についてFRAND(公平、妥当かつ非差別的)条件で許諾するとの宣言書を提出する必要があります。NTTドコモによると、同社は通信事業者として最も多い約5900件の技術提案(寄書)を行い、5G標準規格として採用された累計で約1300件の技術を必須特許として宣言しています。

 調査は、サイバー創研の「5G標準必須特許に関する主要技術・サービスの開発動向について評価・分析」によるもので、
国内企業ではドコモが世界第3位となったほか、シャープが9位、NECが17位にランクインしました。

<特許出願(特許申請)の基礎知識>

特許申請の基本知識
特許申請の流れ:手続きガイドとポイントを解説

 特許申請の流れを把握することは、新しいアイデアや技術などの発明を保護するために重要です。そして、特許申請の流れには複雑な手続きや法律的な要件が存在するため、特許申請の流れについて理解することは重要です。本記事では、日本 […]

もっと見る
特許申請の基本知識
特許を申請する費用の把握と最適化:コストを抑えながら保護を実現する

 特許を申請する際には、特許の申請に伴う費用について理解することが重要です。本記事では、特許の申請の費用に焦点を当て、特許の申請にかかる費用の詳細について解説します。特許の申請を検討している方や興味を持っている方にとって […]

もっと見る
特許申請の基本知識
特許申請の代行サービスのメリット・デメリット

 特許申請は、発明や技術的な革新を保護するために非常に重要な手続きです。しかし、特許申請は専門的な知識や綿密な書類作成が必要とされるため、多くの人にとっては困難な作業となる場合があります。そこで、特許申請の代行サービスが […]

もっと見る
特許申請の基本知識
特許申請の費用を軽減する方法とは?出願人の負担軽減と支援策を解説

特許申請費用の軽減方法1:出願審査請求料  出願審査請求料は、特許出願した発明の特許性を審査してもらうために特許庁に納付する手数料です。特許庁で実体審査を受けるためには、出願日から3年以内に審査請求料を納付して出願審査請 […]

もっと見る
特許申請の基本知識
簡単な工夫では特許取得は難しいのか?成功のための戦略とアプローチ

特許性に関して後知恵での判断は禁物  特許庁の審査官が審査を行う際に注意を払うことの一つに、「後知恵に陥らないようにする」があります。  特許出願にあたって、発明者・特許出願人は、発明の目的(発明が解決しようとする課題) […]

もっと見る
特許申請の基本知識
物の発明と方法の発明の違いとは?特許申請における重要なポイントを解説

発明のカテゴリー  「特許権者は、業として特許発明の実施をする権利を専有する」(特許法第68条)というのが特許権の独占排他的な効力です。ここでの「特許発明」とは、特許を受けている発明のことをいいます。そして「業として」と […]

もっと見る

あたなは、このようなことでお悩みではありませんか?

  1. 自社のビジネスモデルをパクられたくない。
  2. どの程度のアイデアなら特許を取れるのだろう…
  3. 構想段階ではあるがビジネスのアイデアを守りたい。
  4. 中小企業が特許を取ることに意味があるか疑問がある。
  5. 特許を取るには費用がかかりそうだが元を取れるの?
  6. 特許申請のために何をすべきか分からない。