特許申請における進歩性の拒絶理由に対する成功パターン:強力な反論戦略のヒント
進歩性欠如を指摘する拒絶理由の一般的な形式 進歩性欠如の拒絶理由通知は、一般的に、次のような構成になります。 特許請求している発明の確認 拒絶理由通知書を受けたときには、もう一度、本願の明細書、図面を読み直して、本願 […]
建築デザインの模倣問題で意匠権侵害が認められる!アールシーコア社が訴訟勝訴
ブランドの木造住宅を展開するアールシーコア社は、自社のデザインを模倣した住宅会社を訴えた裁判で勝訴したと発表しました。アールシーコア社は、鳥取県のマキタホーム社が製造販売する建売住宅が、アールシーコア社が有する意匠権( […]
特許印紙による予納制度を廃止へ:予納制度の変更点と影響について
特許庁は、特許印紙で事前に特許料等を納付しておく「予納制度」を廃止し、口座振替などに切り替える方針です。特許出願の出願料や審査請求料、特許料等を特許庁に納付する方法は、さまざまありますが、「予納制度」は、あらかじめ特許 […]
愛知県の西尾の抹茶が全国地域ブランド総選挙で最優秀賞!地域団体商標制度の活用に注目
「全国地域ブランド総選挙」(特許庁など主催)が開催され、愛知県西尾茶共同組合の「西尾の抹茶」が最優秀賞を受賞しました。全国地域ブランド総選挙は、「地域団体商標制度」の活用を通じた地域ブランドの魅力のPRや地域経済の活性 […]
メルカリが権利者保護プログラムをウェブサイトで公開!侵害品の削除申立が簡単に
フリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリは、商標権の保護を目的とした取り組みとして、新たに「権利者保護プログラム」のウェブサイトを公開しました。このプログラムは、権利者が「メルカリ」上に出品された権利侵害品の削除申立 […]
特許申請における新規事項追加の重要性と手続きのポイントを解説
特許出願後に出願内容を補正できる 発明は概念的なものであり、特許出願の際に特許請求する発明を文章や図面で説明することは容易でありません。 また、特許出願の内容は出願から18カ月後に出願公開公報やJ-Plat Patで […]
中国における商標登録の先取り問題と対策:リスク回避のポイントを解説
中国で「今治」商標申請に異議申立へ 中国の企業が食品や広告の商標として「今治」という文字の登録を申請していたことが分かり、今治市などは対策協議会を開いて、中国の特許庁に対して異議申立を行うことを決めました。対策協議会は […]
建築界の新たな一歩:国内初の病院建築物が意匠登録
三菱地所設計は、改正意匠法により新たな保護の対象となった建築物の意匠として、同社が設計した「ゼロ動線病棟」が、建築物「病院」において国内で初めて登録されたと発表しました(意匠登録第1672637号)。 願書の「意匠の […]
拡大先願(特許法第29条の2)とは何か?特許審査における反論戦略のヒント
先願主義(特許法第39条)とは 同じ発明を特許請求している複数の特許出願が特許庁に提出された場合、一日でも先に特許出願を行っていた者でなければ特許取得は認められないという先願主義(特許法第39条)が世界のどの国の特許庁 […]
改正種苗法成立!国内ブランド果実の不正持ち出し禁止
国内で開発されたブランド果実などの種や苗木を、海外へ不正に持ち出すことを禁じる改正種苗法がこのほど成立しました。一部を除き2021年4月1日に施行されます。 改正種苗法は、新品種の開発者が農林水産省に出願、登録する際 […]